ユプリズナ 一般名 イネビリズマブ
抗CD19モノクローナル抗体製剤
NMOSDの再発予防に対する薬剤
N-MO mentum試験によりユプリズナ投与群 vs プラセボ投与群で、NMO再発を比較。
28週間の無作為化比較期間で、うち1-14日目はプレドニゾロンを維持量投与、15-21日目でプレドニゾロンを漸減中止した。その後非盲検期間でユプリズナ群は1日目と15日目にユプリズナ-プラセボ、プラセボ群は1日目と15日目にユプリズナ-ユプリズナを投与
197日目の評価で再発なしの割合はユプリズナ群 0.867, プラセボ群 0.599、risk reduction 72.8%であった。また、AQP陽性集団のみでの評価では、Risk reduction 77.3%であった。
365日目では発作なしはユプリズナ群で84.4%, プラセボ群で50.9%であった。
これらの結果から、ユプリズナが承認。AQP4抗体陽性NMOSDの再発予防(主に慢性期患者、外来で落ち着いている患者)で使用可能となっている。
投与方法ユプリズナ 300 mgを1日目、2週後にiv。その後初回投与から6ヶ月後、以降6ヶ月ごとに投与。
100 mg/バイアル、3495,304円/瓶 (349万5,304円)
1回3バイアル = 10,485,912円 (1000万)・・・。
年間2000万オーバー・・・。しゅごい。